80~90年代少女マンガの傑作。過去を受け入れ未来へ向かって生きようとする物語。 日渡早紀/ぼくの地球を守って

2015/04/06 | マンガ

男性でも知っている少女マンガの名作。 30代男女は割と通ってきた作品なのだろうか?? 自分も名前だけは知っていたけれど、特に読まずにここまで来てしまった。 でもって最近マンガ好きなおっさん達

続きを見る

夭折の天才棋士の生涯。生きることとか才能とかを考えさせられる。 大崎善生/聖の青春

29歳でこの世を去った夭折の天才棋士、村山聖の生涯を描く、 ノンフィクション小説。 人に勧められて読んでみたのだけど、とても良かった。 聖の青春 (講談社文庫)posted with a

続きを見る

酒飲みは読んどいて損は無いのかもしれないアル中小説。 中島らも/今夜、すべてのバーで

2015/03/26 | 小説(国内)

サブカル好きの人達は一通り通過する作家、それが中島らものイメージ。 で、この年まであまり素直に読む気になれなくて、避けて通ってた。 連日酒を飲む自分に、友人が勧めてくれたのがきっかけ。 まぁ

続きを見る

自分ではどうしようもない閉塞感が文章になったような、不条理な夢。アンナ・カヴァン/アサイラム・ピース

2015/03/17 | 小説(海外)

既にこの本が発売されてから2年ほど経っているけれど、 ちょうど本書の刊行くらいから、アンナ・カヴァンが再燃している感じ。 不安定な精神状態からヘロインを常用するようになりながら、 常に書き続

続きを見る

一人の男性が自分の人生を生きるまでの物語。 西加奈子/サラバ!

2015/03/12 | 小説(国内)

直木賞受賞で盛り上がっている話題の小説。 西加奈子は書店員とかの評判もよく、 今回の受賞を喜んでいる業界人も多いんじゃないかという印象。 サラバ! 上posted with amazle

続きを見る

豊年だ! と思わず叫びたくなる豊かな小説。 志賀直哉/暗夜行路

2015/02/05 | 小説(国内)

志賀直哉、名前くらいは聞いたことがあるであろう文豪。 文学史的には白樺派を代表する作家。 暗夜行路 (新潮文庫)posted with amazlet at 15.02.05志賀 直哉 新潮社

続きを見る

ついに完結した骨太なダークファンタジー、読むなら一気読みで! 八木教広/CLAYMORE クレイモア

2015/01/28 | マンガ

完結したので、4年ぶりくらいに一気読みしてみた。 登場人物のクレイモア達の顔がみんな似ていること、 刊行ペースが遅かったこと、 そして物語の中で時間と場所が飛んだりすることもあって、 半年ぶり

続きを見る

四方田犬彦 編/鈴木清順 エッセイ・コレクション

2015/01/26 | エッセイ

映画監督、鈴木清順のエッセイ集。 最初、書店で見た時、鈴木清順とエッセイと言う組み合わせ自体に違和感を感じた。 一体どんなことを語っているのか、変に日常のことを書かれてもそれはそれで幻滅する。

続きを見る

小さな子供がいる人に勧めたいエッセイ。 長島有里枝/背中の記憶

2015/01/21 | エッセイ

自分の見ている世界を、言葉で表現することは難しいことだが、 そのハードルをいとも簡単に越えてくる文才に少し驚く。 彼女の言葉は、情景が浮かぶ言葉。 そう考えると彼女が写真家であること、 世界を

続きを見る

SFに馴染みがないから買ってみたのだけど、道のりは遠そうだ。 若林正/乱視読者のSF講義

2015/01/15 | 評論

本は好きでずっと読んできたけれど、 SFも、ミステリーも、あまり通過しないまま来てしまったことが 何か損しているような気がして生きている。 全く読んだことがない訳ではなく、 それこそ本書で

続きを見る

日本語の醍醐味と言うシリーズ名に相応しい傑作。石川桂郎/剃刀日記

2015/01/12 | 小説(国内)

この本に出会ったのは、本好きなら知っているあの千駄木の有名書店、往来堂書店。 人に連れられ初めて行った時、こんな本があるのかと衝撃を受けた品揃え。 で、そのときの戦利品の一つが、この本。 曰

続きを見る

教養が得たければ本を読むしかない。小林康夫/教養のためのブックガイド

2014/03/28 | 評論

教養。リベラル・アーツ。 今の大学生にとって、リベラル・アーツってどういう存在なのだろう? 自分が学生だった2000年頃は随分盛り上がっていた気がするけれど、 それは周りがサブカル好きが集ま

続きを見る

料理道具ってなんか楽しそう。料理しないけど。ビー・ウィルソン/キッチンの歴史: 料理道具が変えた人類の食文化

2014/02/16 | 料理

食の歴史はテクノロジーの歴史。 古今東西の調理具の歴史をひも解く、一風変わった食の文化史。 ローマ人はフライパンで揚げ物作ってた、とかそう言う類いのお話。 キッチンの歴史: 料理道具が変

続きを見る

レクタングル大

ぼくの地球を守って
80~90年代少女マンガの傑作。過去を受け入れ未来へ向かって生きようとする物語。 日渡早紀/ぼくの地球を守って

男性でも知っている少女マンガの名作。 30代男女は割と通ってきた作品

satosi
夭折の天才棋士の生涯。生きることとか才能とかを考えさせられる。 大崎善生/聖の青春

29歳でこの世を去った夭折の天才棋士、村山聖の生涯を描く、 ノンフィ

中島らも『今夜、すべてのバーで』
酒飲みは読んどいて損は無いのかもしれないアル中小説。 中島らも/今夜、すべてのバーで

サブカル好きの人達は一通り通過する作家、それが中島らものイメージ。

アンナ・カヴァン『アサイラム・ピース』
自分ではどうしようもない閉塞感が文章になったような、不条理な夢。アンナ・カヴァン/アサイラム・ピース

既にこの本が発売されてから2年ほど経っているけれど、 ちょうど本書の

西加奈子/サラバ!
一人の男性が自分の人生を生きるまでの物語。 西加奈子/サラバ!

直木賞受賞で盛り上がっている話題の小説。 西加奈子は書店員とかの評判

→もっと見る

PAGE TOP ↑